ニート期間が長くなって40代ともなると、就職どころか社会復帰すら難しいと考えてしまう方は多いです。
40歳になったころから年齢制限で切られてしまう求人は増えてきますし、年齢制限なしで未経験可の企業も若いかたを優先して採用します。
しかし、40代で「もうまともな職場では働けない」「社会復帰できないかもしれない…」なんて諦めてしまうのは早すぎます。
いくつになってもニート脱出できる機会はあります。外国人留学生に頼っている企業が多くあるように、人手不足の職場は多数あるからです。
大企業に正社員として働くのは難しいですが、派遣やアルバイトで社会復帰するのは決して難しくありません。
未経験OKで採用される就職先とは?
飲食チェーン店や大手スーパーは40代以上の採用に積極的です。モスバーガーのある店舗では、在籍するアルバイトの2割が60歳以上という年齢層の高さが話題になりました。
また、介護職、タクシー運転手や警備員、新聞配達、ビルメンテナンスなどの仕事は中高年を積極的に採用しています。
介護企業は職場見学してから働ける企業も多いので、「自分はここならやっていけるかも…」と思った職場を選べます。
まずは確実に続けられる仕事をしていく
ニート期間の長いかたがいきなり厳しい環境に就職すると、心身ともに疲れて早期退職したり、ニートに戻ってしまうリスクがあります。
まずは深夜のスーパーの品出しや、コンビニ・ドラッグストアなどで週2日ほどアルバイトするのがおすすめです。
人と関わる機会が少なく、できるだけ自分のペースを乱されないような仕事を選びましょう。体力面に問題がなくて原付を運転できるなら新聞販売員(新聞配達)や郵便配達などもおすすめです。
※日本でニートといえば15~34歳までのかたを指しますが、このページではニートには含まれない無職のかたもニートと呼称しています。