大学中退後にニートになる方は、主に次の3通りです。
- 中退後に就職活動をするが、上手くいかずに途中で気持ちが折れてニートorフリーターへ
- 正社員になったものの職場が合わずに退職してしまう
- 中退後は一貫してニートへ
中退後に最初からニートになる人は少ないです。ほとんどの方はアルバイトや派遣社員を経験し、その後に無職期間が長引いてニートとなっています。
また、一度は正社員の仕事にチャレンジしてみたものの、間違ってブラック企業に入社してしまったり、職場が合わなくて退職してしまう方もいます。
中退という経歴がある方の就職活動は大変です。しかし、やり方さえ間違えなければホワイト企業でキャリアをスタートできます。
ニート歴が長くなると就職活動がさらに厳しくなるので、自分一人の就職活動で「いつまで就職活動を続ければ仕事が見つかるかな…」と悩んだ時には、就職エージェントを利用してみましょう。
できるだけ早い段階で就職活動をはじめて半年以内に就職先を決めてしまいましょう。
おすすめは大学中退者の就職支援を行っているエージェントを利用して就職活動をすすめることです。20代専門のエージェント「就職shop」や「ジェイック」は、採用されやすい企業の紹介を行っています。
ニート期間が長くなる前に就職活動を始める
最初からニートになる人は滅多にいません。
ニートになっても数週間~3カ月くらいで就職活動を始めたかたなら比較的スムーズに就職活動がおわります。
しかし、ニート期間が2~3年と延びるほど就職活動は大変です。企業の採用担当者も空白期間は気になるので、しっかりした説明をしなければいけません。
大学中退者の就職活動はそれなりに厳しい
大学中退者の就職活動は独特です。
最終学歴が中退になったことで、履歴書や面接で中退理由を上手く説明できずに不採用になってしまうことが多いです。
あなたのライバルは既卒者や一般転職者です。大学の就職課やゼミの教授から就職活動のコツを聞いた人ですから、履歴書を送った段階でふるいから落とされてしまうこともあるでしょう。
よくあるのが「一人だけの就職活動で心が折れてしまう」というケースです。面接官から詰められて気持ちが折れてしまい、ニートになってしまうかたが少なくありません。
大学中退だからと自己評価を悪くし過ぎるのはNG
「大学中退してるから高卒より不利なのは当然」
「就職先がブラック企業でも仕方ないと思っています」
こんな考えのかたは多いです。大学中退者は自己評価が低く、自分のことを否定する傾向があります。
自己肯定感が低すぎると就職活動はうまくいきません。「自分が上手くできることなんて何もありません。どんな仕事でもやります!」なんてアピールする人を雇うのはブラック企業だけです。
ブラック企業に就職した結果、不法労働で身も心も疲れ果ててニートに逆戻りしては元も子もありません。
「大学中退した自分に正社員なんて無理なんだ…」と諦めてしまうかたもいます。中退者の半数近くは一貫して非正規雇用(派遣社員、パート、アルバイト)で働き続けます。
「面接へ呼ぶ=採用される可能性がある」ということです。書類審査で100%不採用になっているならともかく、面接へ進んでいるなら採用される可能性はあります。就職を諦める必要はありません。
大学中退者はエージェントを利用して就職先を見つける
大学中退からの就職活動で一番の問題点は「そもそも書類審査で不採用になってしまい面接へ進めない」という点です。
求人サイトやハローワークを見ていても、これから応募する企業の採用担当者が、大学中退の経歴がある人間を面接に呼ぶかどうかはわかりません。
そこでおすすめなのが中退者の就職支援を行っているエージェントで企業紹介を受ける方法です。
20代専門の就職エージェントは、中退の経歴やニート期間があった方を採用したことのある企業の求人を抱えています。あなたに似たような経歴の方の採用実績がある企業を紹介してもらうことで、正社員になれるチャンスがぐっと増えます。
ブラック企業を避けて就職活動していけますし、就職後のアフターフォローもあるので長く働ける職場が見つかりやすいです。
高校中退+大学中退の経歴があった方が正社員になっている前例もあります。一人だけの就職活動で心が折れそうになった時は、中退者の支援を行っている就職エージェントを上手く使いましょう。