就職活動をはじめたニートにとって最も怖いのは「面接」です。
ニートだった自分が、経験値で劣る相手に対して自己アピールするなんて難しいですよね。面接で相手から責め立てられて、何の反論もできずに就職を諦めてしまう方もいます。
ニートが面接を上手く乗り切る2つのコツを紹介します。
①ニートは「自信を持つ」のが一番大切
面接で自己アピールするために一番必要なのは自信です。
しかし、ほとんどのニートのかたは、自分がニートだということに劣等感や罪悪感を持っています。ニートをしてきたことで自分自身の自信がなく、堂々と受け答えできない傾向があります。
そのため、せっかく書類審査に通って面接へ進んでも
- 胸を張って自己アピールできない
- 本音を言えない
こんな事態がおきてしまいます。自信がなさそうだったり、質問に対してGoogleで探してきた答えばかりの薄っぺらい回答しかしない人間を取る面接官はいません。
ニートは犯罪でもなんでもないのです。あなたはニート歴があっても社会人になろうと思っているわけです。
面接でニートを責められることはあるか?
せっかく就職活動を始めたあなたに対して、ニートだったことを責め立てて社会復帰を阻止しようとする奴らはいます。
面接でも嫌な思いをすることがあるでしょう。過去の失敗を取り戻そうと一生懸命なあなたを、面接で上から貶しにくる奴なんてクソ&クソです。
面接官がそんな人間だったら辞退したってよいでしょう。
大前提として面接に正解はない
「なぜニートをやめて働こうと思ったんですか?」
面接官からこんな質問はあります。面接官はあなたを貶したいわけではなく、純粋にあなたがどんな人間かを知りたいだけです。
ニート歴はあなたにとっての黒歴史かもしれません。しかし、そこから働き出そうと思った理由やきっかけこそがあなたの魅力です。しっかりと考えてあなた自身の言葉で答えることが一番のアピールになります。
なお、この手の質問に対してGoogleで探してきた答えをいうのは最悪です。面接官はあなたの本音を知りたいので
- 堂々と本音を出す
- 胸を張って自分の考えを述べる
この2つを心掛けましょう。
模擬面接で練習しておく
人が他人を判断する時、ほとんどは見た目や話しかたなどの「第一印象」で決まると言われています。
見た目や話し方は練習が必要です。特に、あなたが20年以上の人生で培った「話しかたの癖」だけは他人から指導を受けなければ気付けません。
この対策方法で最もよいのは模擬面接です。模擬面接はハローワークや民間の就職エージェントで行っているので、一度くらいは受けておきましょう。
特に、面接に自信がもてないニートの方は、素直に就職エージェントでアドバイスを受けておきましょう。あなたが採用されやすい企業の紹介をしてもらえますし、内定後のサポートも行っています。
ブラック企業を避けて早めに就職したいなら、一度くらいはプロがどんな支援をしてくれるか知っておきましょう。相談・企業紹介・模擬面接などの全てのサービスが無料なんですから。
②元ニートを採用した企業に応募する
面接が上手くコツとしてもう一つ大切なのが企業選びです。
書類審査で通したのに、「ニート歴がある人は全員不採用にする」という面接官はいます。そんな企業に当たったら、あなたにとっても企業にとっても時間の無駄です。
そこで、元ニートを採用したことのある企業を選んで応募していくのが効率的に就職活動をすすめるコツです。
ニートの就職支援をしているエージェントは、「自社で就職支援をした元ニートが働いている企業」の求人案件を持っています。過去に元ニートの採用経験があって、今でも募集しているということは、あなたが採用される可能性も高いわけです。