就職活動をはじめて転職サイトやハローワークを見ていると「未経験可」の表記を見かけることがあると思います。職歴がない方は、基本的には未経験可の求人を中心に応募していきます。
とはいえ、未経験可の求人に応募したのに不採用になるのはよくあることです。『未経験可って書いてあるけど、実際は未経験者の採用をしてないんでしょ』という声を聞くことも多いです。
実は未経験可には複数の意味があり、「職歴ない方でも採用します」という意味だけではありません。未経験可の求人に応募する時の注意点について紹介します。
未経験者可の3つの意味
「未経験」には大きく分けて次の3つがあります。
業界未経験 | 業務内容は同じだが扱う商品が異なる。自動車営業をしていた人が保険営業に転職する場合など。 |
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職種未経験 | 業界の経験はあるが業務内容が異なる。保険営業をしていた人が事務職に転職する場合など。 |
社会人未経験 | 社会人経験なし。アルバイト経験はあっても社会人経験なしとなることも。 |
職歴なしのかたは社会人未経験可の求人を探しましょう。
※経験者優遇とは、そのままの意味では「経験がある人を優先的に採用しますよ」となりますが、実際には業界経験者・社会人経験者のみが採用されます。
職歴がないからこそ転職サイトに登録しておく
職歴なしの人こそリクナビnextなどの転職サイトに無料登録しておきましょう。
社会人経験のない方を採用している企業を見つけるには、できるだけ多くの企業情報にふれる必要があります。どこにチャンスがあるかわからないので、無料でできることなら一つ一つこなしていきましょう。
ブラック企業に注意する必要はありますが、まずは職歴なしでも採用される可能性のある企業を見つけなければ始まりません。
20代なら就職エージェントを利用する
20代のニート・フリーター専門の就職エージェントを利用して就職活動を進めましょう。
エージェントとは、「求人募集している企業」と「仕事探ししている人」のマッチングを行っている会社です。未経験でも正社員になれる求人案件を紹介してくれたり、専任のアドバイザーが企業ごとの面接対策を行ってくれます。
20代なら社会人経験なしでも就職支援を受けられるので、自分一人だけで仕事探しするよりも選択肢が広くなります。利用者は全てのサービスを無料で受けられます。
まとめ
- 未経験可には3つの意味がある
- 職歴なしの人は社会人未経験可の企業に応募しなければいけない
- 社会人未経験可の企業を見つけるために転職サイトを積極的に利用する
- 20代ニートなら就職エージェントで自分の選択肢を広げるのがおすすめ
社会人未経験者は「職歴なしの方を採用している企業」を探すのが大変です。できるだけ多くの企業情報に触れていきましょう。