

ただしIT系エンジニアや専門事務職なら採用されやすいので、専門スキルを身につけてからチャレンジするのがおすすめです。
また、ある程度の外回りができるなら営業職も採用されやすいので「自分がどんな業種に興味があるか」から見直してみるのがよいでしょう。
オフィスで働くホワイトカラーの仕事は年齢を問わず人気です。ニート歴のある方から次のような要望があげられます。
- 業種にこだわりはないがホワイトカラーの仕事がしたい
- オフィスでスーツを着て働く仕事に憧れがある
- 工場や倉庫で働くブルーカラーの仕事は避けたい…
ニート歴のある方が採用されやすいのはブルーカラーの仕事です。飲食や販売のアルバイト経験があればなおさら現場で働く職種に採用されやすいです。
しかし体力に自信がなくてオフィスワークの仕事を探す方も少なくありません。そこで、ニート歴のある方でも採用されやすいホワイトカラーの仕事の探し方を紹介します。
単に「ホワイトカラーの仕事」といっても色々ある
オフィスワークといっても、一般事務から経理事務、秘書、通訳など様々です。ほとんどの営業職もオフィス内で行う仕事が沢山あります。
高卒初任給を見てみると、事務仕事の多いホワイトカラーより、生産や運送系のブルーカラーのほうが、収入が高くなっています。
事務職の経験がなければ最初から正社員になるのは難しい
事務職は男女から人気のある職種です。失業率が過去最低を更新して有効求人倍率は1倍を超えている現在でも、事務職の求人倍率は0.3~0.4倍程度の激戦区となっています。
事務職の経験がない方が、最初から正社員待遇で一般事務の仕事に就くのは少し難しいです。事務の仕事経験がある方ならニート歴があっても事務職として採用されやすいです。
どうしても事務職を目指すなら派遣で経歴を付けるのがおすすめ
「どうしても事務職がいい!」という希望があるなら、派遣社員の仕事も視野に入れていきましょう。
キャリアウィンク(リクルート)やテンプスタッフの無期雇用派遣は事務職の募集が多いです。
特にキャリアウィンクは「未経験からの事務職へのチャレンジ」を応援しているので、事務職未経験者におすすめです。
関連:ニートから派遣社員になれる?派遣に登録する方法と働くまでの流れ
男性が事務職を目指すなら専門事務のほうが現実的
事務職未経験の男性は、正社員待遇の一般事務にはほぼ採用されません。営業事務に採用された方が、営業職と同じような働き方を求められるケースもあります。
経理などの専門性の高い事務職をおすすめします。
営業職なら狙いやすいが離職率は高い
ホワイトカラーの仕事のなかで最も採用されやすいのは営業職です。不動産営業や建設営業などは離職率が高く、人員募集が頻繁に行われているのでチャンスは沢山あります。
しかし、体力的に楽な仕事を…と考えているかたにはおすすめできません。反響営業でも電話営業でもメンタル面で非常に疲れやすいからです。
離職率の高い会社の営業職は、労働時間が長く体力面でもメンタル面でも厳しいです。「自分がゴリゴリの営業マンとしてやっていけるかどうか」を慎重に判断しましょう。
ルート営業は比較的離職率が低い
営業職の中でも法人相手のルート営業は比較的離職率が低くておすすめです。個人相手の営業とは異なり、商品知識とプレゼンテーション能力を身につければ売上が上がりやすいためです。
面接までたどり着ける企業に応募するためにエージェントを利用しよう
ニート歴があって履歴書の空白期間が長いと採用担当者は警戒します。「この人はニートだったのか。面接に呼ばなくていいや。」と不採用にしてしまう可能性も高いです。
書類審査で不採用になって面接へ進めなければ就職活動期間が長くなり、どんどん状況が悪くなってしまいます。
大切なのは『書類選考を通過してあなたを面接に呼んでくれる会社を選ぶこと』です。応募する会社選びを間違えると無職から抜け出すのは非常に難しいです。
そこで、ニート支援を行っている就職エージェントを利用して会社を紹介してもらいましょう。エージェントのなかには書類審査なしで面接へ進める求人もあるので、なかなか面接へ進めずにいつまでも就職活動が終わらない悪循環から抜け出せます。